翻訳ミステリ総目録 1916-2005

作家別リスト

海外作家 ア03


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【凡例】

作家名 原綴り(日本名別表記)【作家別名義】
 [国 生年−没年]

作家についての説明 【参照資料】[作品掲載]

アインスタイン、チャールズ  Einstein, Charles
 [米 1926− ]

1950年代末から60年代にかけてAHMM、Playboy、マンハントなどに短篇を発表。同時期にいくつかの長篇ミステリも発表している。またテレビ・シリーズ《裸の街》をもとにした短篇集も出した。 【CA】 [MHHKMHMMAN

アインスタイン、ポール Einstein, Paul  書評情報
 [  − ]

アヴァロン、マイクル Avallone, Michael (Anelo, Jr.) 【ニック・カーター Nick Carterトロイ・コンウェイ Troy Conwayスチュアート・ジェイスン Stuart Jasonエドウィナ・ヌーン Edwinna Noone】  書評情報
 [米 1924−1999]

ニューヨーク生れ。シオドア・ルーズヴェルト高校卒。残念ながら邦訳が二作しかない私立探偵エド・ヌーン・シリーズをはじめ、多くのペンネームを駆使して厖大な作品を発表。映画のノベライゼーションも多数。《東部一の早タイプライター撃ち》《キング・オブ・ペイバーバック》などの異名をとった。映画狂で、作中に映画のパロディなどを入れることが多い。別名スチュアート・ジェイスン、トロイ・コンウェイ、エドウィナ・ヌーンなど。 【CA・CC2・EM・TC・TM・EO・(OC)・MC・ハ探・代採・海ミ】 [Best/(MH)/(HKM)/HMMAN

アヴィ Avi
 [米 1937− ]

ニューヨーク市生れの児童文学者。本名 Avi Wortis。1970年から作品を発表。『父さんの納屋』[偕成社/1997]や『シャーロット・ドイルの告白』[偕成社/1999]などが邦訳。 [

アヴィーソン、バンティ Avieson, Bunty  書評情報
 [オーストラリア  − ]

ヴィクトリア州生まれ。『スプーン三杯の嫉妬』(2001) でオーストラリア推理作家協会の最優秀新人賞と読者賞を受賞。

アヴェリー、サイモン Avery, Simon
 [  − ]

 [

アヴェリー、ポール Avery, Paul (ポール・エイヴァリー)
 [  − ]

 [

アウターブリッジ、デービッド Outerbridge, David  書評情報
 [  − ]

アヴリーヌ、クロード Aveline, Claude (クロード・アブリーヌ)  書評情報
 [仏 1901− ]

本名ウジェーヌ・アヴトシヌ Augene Avtsin。ロシア移民の子。アナトール・フランスの弟子で、詩や文学作品で知られ、カミュの『異邦人』にも影響を与えたと言う。『ブロの二重の死』(1932)[創文]からミステリ分野にも進出。 【(OC)・娯殺・ミ百】 [HMMAN

アヴレット、ロズ Avrett, Roz
 [  − ]

EQMM1990年11月号に「骨董が多すぎる」を寄稿した以外、詳細不明。 [EQ

アクーニン、ボリス Akunin, Boris  書評情報
 [ 1956− ]

原表記Борис Акунин。 [

アクストン、デイヴィッド Axton, David 【デヴィッド・ボジス David Boggis】  書評情報
 [ 1946− ]

本名 デヴィッド・ボジス David Boggis。ディーン・R・クーンツの別名と同じだが別人。

アクラー、レオ Axler, Leo
 [ 1959− ]

本名 Eugene Michael Lazuta。Gene Lazuta でCAに掲載。 [

アクロイド、ピーター Ackroyd, Peter (Warwick)  書評情報
 [英 1949− ]

伝記作家、小説家。歴史的な背景をもつ作品が多い。 【CA・MM

アクワース、ロバート・C Ackworth, Robert C. (ロバート・C・アックワース)
 [米 1923− ]

ヒッチコックマガジン1963年5月号に邦訳された「証言する馬」がアンソロジー『黒い殺人者〈海外推理傑作選3〉』[集英社/1978]の表題作として訳し直されて掲載された。 [HKMAN

アサートン、ナンシー Atherton, Nancy (T.)
 [米 1967?− ]

シカゴ生れ。1992年に長篇デビュー。 【CA】 [Best

アシェルベ探偵  Ashelbe, Detective (アシュベ)
 [  − ]

映画「望郷」(1936)、「デデという娼婦」(1948) などの原作者。児玉数夫の「作家別・探偵映画作品録」には《探偵》とついているが、通常、アシェルベ(またはアシュベ)とのみ記載されている。本名アンリ・ラ・バルト。アルジェの刑事だったという伝説があるためか。「望郷」の原作「ペペ・ル・モコ」は実話をもとにしているらしい。 [(MH)/HMM

アジザ、クロード Aziza, Claude  書評情報
 [  − ]

アシノフ、エリオット Asinof, Eliot  書評情報
 [ 1919− ]

 【CA

アシモフ、アイザック Asimov, Isaac  書評情報
 [米 1920−1992]

ロシアのスモレンスク市郊外の町に生れる。1928年にアメリカに帰化。SF、ミステリ、科学啓蒙書などの分野で厖大な著書がある。SFミステリ『鋼鉄都市』や《黒後家蜘蛛の会》シリーズの他にミステリの長篇あり。 【CA・EM・TC・TM・EO・(MS)・(OC)・MM・(探百)・代採・ミ本・海ミ・ミ作・世文】 [BestEQHMM別宝AN

アシュウッド=コリンズ、アンナ Ashwood-Collins, Anna  書評情報
 [米 1938− ]

ニューヨーク州生れ。ニューヨーク州立大ボッダム校卒。新聞記者などさまざまな職業をを経て、『雨と死のマンハッタン』(1989)[講文]で作家デビュー。主役の私立探偵と担当刑事が女性コンビというのが話題に。ただし、現在までのところ、これ一作しか長編ミステリはないようだ。日本ではアンナ・A・コリンズと表記されている。 【海ミ

アシュビー、ルービー・コンスタンス Ashby, R(ubie) C(onstance)
 [英 1899− ]

1930年代に数編のミステリ長篇を発表した女流作家。ミステリ以外の小説も多い。He Arrived Dusk (1933) が『娯楽としての殺人』の中で「幽霊小説と本格的な探偵小説との水も漏らさぬ融合」と絶賛されている。 【CC・EM・娯殺・現歩・ミ本】 [Best

アシュブルック、ハリエット Ashbrook, Hariette (Cora)
 [米 1896−1946]

1930年代から40年代に長篇ミステリを書いた女性作家。探偵役は《スパイク》トレイシー。 【CC2・娯殺・現歩

アシュリー、ジャックリーヌ Ashley, Jacqueline  書評情報
 [ 1926?−2001?]

本名 Jacqueline Ashley Casto。

アシュリー、マイク Ashley, Mike
 [ 1948− ]

『SF雑誌の歴史—パルプマガジンの饗宴』[東京創元社/2004]が邦訳。 [

アスキス、シンシア Asquith, [Lady] Cynthia (Mary Evelyn, nee Charteris)  書評情報
 [ 1887−1960]

 【CA

アズベリー、ハーバート Asbury, Herbert  書評情報
 [米 1891−1963]

アスリーヌ、ピエール Assouline, Pierre  書評情報
 [  − ]

 【(MS)

アズワッド、ベッツイ Aswad, Betsy
 [ 1939− ]

MWAのデータベースでは、 Betsy Aswald と表記されている。ミステリ長篇は、MWA処女長篇賞にノミネートされた Winds of the Old Days (1980) のみ。 【CA】 [

アタイヤ、エドワード・S Atiyah, Edward Selim (エドワード・アタイヤ)  書評情報
 [シリヤ 1903−1964]

スーダンの大学で史学を教えていた。51年にイギリスに移住し、『細い線』(1951) でデビュー。その後1961年までに五冊の長篇ミステリを発表。 【作作・推展・(探百)・海ミ】 [(別宝)]

アタナシオ、ポール Attanasio, Paul
 [  − ]

ロバート・レッドフォード監督の「クイズ・ショウ」(1994) やマイクル・クライトン原作の「スフィア」(1998) の脚本などを手がけた。 [

アダムズ、クリーヴ・F Adams, Cleve F(ranklin) 【ジョン・スペイン John Spain
 [米 1895−1949]

シカゴ生れ。銅山鉱夫、保険会社調査員などの職を転々とした後、40歳ぐらいからパルプ・マガジンにハードボイルド・タッチの小説を書きはじめる。ロサンゼルスの暴れ者私立探偵レックス・マクブライドなど。バウチャーからは《ウルトラ・ハードボイルド》と評される。別名ジョン・スペインなど。 【CA・CC1・EM・TC・TM・EO・(OC)・娯殺・ハ探】 [Best/(MH)]

アダムス、サミュエル・ホプキンズ Adams, Samuel Hopkins
 [米 1871−1958]

ニューヨーク生れのジャーナリスト。ノンフィクションThe Great American Fraud (1906) で知られる。ミステリの分野では《クイーンズ・クォーラム》にも入った Average Jones (1911) の短篇シリーズがある。 【CC・EM・TM・(OC)・MM・娯殺】 [AN

アダムズ、ジェイン Adams, Jane (Ellen)  書評情報
 [英 1960− ]

レスター生れ。バンドのヴォーカル等、さまざまな職を経て、『少女が消えた小道』(1995)[HPB]で作家に。伝説や悪夢がからみ合うミステリアスな作風。 【MC・ミ本】 [

アダムズ、ジェームズ Adams, James (Macgregor David)  書評情報
 [ 1951− ]

 【CA

アダムズ、ジョーイ Adams, Joey
 [米 1911−1999]

「コメディアン、コメディ作家。生名=Joe Abromowitz。1911年1月6日、ニューヨーク州生まれ。『ニューヨーク・ポスト』で連載コラムを執筆。数多くの著作がある。1999年12月2日没。」(Webサイト「日本語化されたエドガー賞」http://edgars.hp.infoseek.co.jp/index.htmllより転記) [

アダムス、チャールズ Addams, Charles (チャールズ・アダムズ)  書評情報
 [米 1912−1988]

「アダムス・ファミリー」で有名な漫画家。「ホラー漫画家。本名=Charles Samuel Addams。1912年1月7日、ニュージャージー州生まれ。ペンシルヴァニア大学在学中に、ニューヨークのGrand Central School of Artに通い、35年から『ニューヨーカー』誌に漫画の投稿を始める。37年には、彼の終生の代表作「アダムズ・ファミリー」シリーズがスタートし、40年、「Downhill Skier」あたりから、ニューヨークの主要な雑誌の常連漫画家となる。このシリーズは、64年からABCでテレビドラマ化されヒット、のち映画にもなった。88年9月28日没。」(Webサイト「日本語化されたエドガー賞」http://edgars.hp.infoseek.co.jp/index.htmllより転記) [

アダムズ、T・M Adams, T. M.
 [米  − ]

カレッジを中退度、アルバイトをしながら物書きを志す。本国版EQMM登場は1977年7月号。以後、AHMMを含め十数編の作品を寄稿。 [EQ

アダムズ、デボラ Adams, Deborah
 [米 1956− ]

1992年からテネシー州を舞台にした長篇ミステリをペイパーバック・オリジナルで発表している。 【CA・MC】 [

アダムズ、トム Adams, Tom  書評情報
 [  − ]

アダムズ、ハーバート Adams, Herbert 【ジョナサン・グレイ Jonathan Gray
 [英 1874−1958]

ロンドン生れ。黄金時代から1950年代後半にかけて活躍した。ゴルフを題材にしたミステリが得意。邦訳長篇はない。別名ジョナサン・グレイ。 【CC・EM・TC3・MM・現歩・ミ本】 [EQ

アダムズ、ハリエット Adams, Harriet S(traatemeyer)
 [米 1897−1982]

エドワード・ストラッテメイヤーの娘。→キーン、カロリン Keene, Carolyn 【EM・(MS)・(OC)

アダムズ、ハロルド Adams, Harold  書評情報
 [米 1923− ]

ミネソタ州ミネアポリス在住。『灯蛾の落ちる時』(1981)以降、1930年代のサウス・ダコタ州を舞台にしたカール・ウィルコックス・シリーズを書き続けている。 【TC3-4・MC】 [

アダムズ、リチャード Adams, Richard (George)  書評情報
 [ 1920− ]

アダムズ、リチャード・デロング Adams, Richard Delong
 [  − ]

 [

アダムス、レイス Adams, Leith  書評情報
 [  − ]

アダムスン、アイザック Adamson, Isaac  書評情報
 [ 1971− ]

アダムスン、リディア Adamson, Lydia 【フランク・キング Frank King】  書評情報
 [米 1936− ]

長篇『飼葉桶の中の猫』(1991)がEQ誌に掲載された。この作品から始まる猫シリーズをペイパーバックで年に二、三作のペースで書いている。ニューヨーク市のコピーライター兼ミステリ作家フランク・キングの筆名。 【MM・MC】 [EQ

アダムソン、メリー・ジョー Adamson, Mary Jo
 [米 1935− ]

イリノイ州セネカで高校の英語教師をしていた。1980年代にM・J・アダムソン名でペイパーバック・オリジナルの探偵シリーズを発表。2000年から19世紀のボストンの新聞記者マイケル・メリック・シリーズをはじめ、The Blazing Tree はその第一作。Sisters in Crime のアンソロジーにも短篇が載っている。 【CA】 [

アダムソン、レズリー・G Adamson, Lesley Grant
 [  − ]

→グラント=アダムソン、レズリー Grant-Adamson, Lesley

アッカー、キャシー Acker, Kathy  書評情報
 [  − ]

アッカード、バスクァーレ Accardo, Pasquale J.  書評情報
 [  − ]

アッシャーソン、ニール Ascherson, Neal  書評情報
 [  − ]


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