翻訳ミステリ総目録 1916-2005
作家別リスト
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【凡例】
作家名 原綴り(日本名別表記)【作家別名義】
[国 生年−没年]
- 題名 原題 (原書発表年) 訳者/シリーズ・キャラクター 出版社/叢書名[翻訳書発行日]★備考
ライリー、クローディア Reilly, Claudia 書評情報
[ − ]
- ナッツ Nuts (1987) 石村一彦訳 徳間書店/徳間文庫[1988-05-15]★ノベライゼーション
ライリー、ジョン Reilly, John
[ − ]
ライリー、ダグハウス Reilly, Doghouse
[日 1949− ]
チャンドラーの小説の登場人物の名前。EQ誌1978年11月号にエッセイ「レイモンド・チャンドラーの『天使の街』」が掲載される。本文では《木村二郎訳》となっていたが、目次で木村二郎が書いたとばらしている。 [EQ]
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ライリー、ディック Riley, Dick 書評情報
[米 1946− ]
本名 Richard Anthony Riley。 【CA】
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- ミステリ・ハンドブック アガサ・クリスティー Companion to Agatha Christie (1979) 森英俊訳 原書房/A5判[1999-03]★周辺書/編著/パム・マカリスターと共編/訳者は監修もかねる
- ミステリ・ハンドブック シャーロック・ホームズ The Bedside, Bathtub, and Armchair Companion to Sherlock Holmes (1999) 日暮雅通訳 原書房/A5判[2000-02-29]★周辺書/パム・マカリスターと共著
ライリー、ヘレン Reilly, Helen (ヘレン・レイリー/ヘレン・ライリイ) 書評情報
[米 1891−1962]
旧姓キーラン Kieran。ニューヨーク市生れ。弟のジョン・キーラン Jhon Kieran は著名な博物学者、もう一人の弟ジェームズ・キーラン James Kieran と二人の娘アーシュラ・カーティス、メリー・マクマレン Mary McMullen もミステリ作家。クリストファー・マッキー警部シリーズがほとんどの作品に登場し、1930年から1962年まで31作が発表された。 【CA・CC・EM・TC・TM・(MS)・MM・娯殺・現歩】 [HMM/別宝]
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- ルーファス・レイ事件簿 File on Rufus Ray (1937) 黒沼健訳 博文館/《新青年》[1928-08増]★長篇/雑誌掲載
ライリー、マシュー Reilly, Matthew (J.) 書評情報
[ 1974− ]
- スケアクロウ 死闘!南極基地を防衛せよ Ice Station (1998) 泊山梁訳 ランダムハウス講談社/A5判[2004-07-06]★周辺書/長篇/Vol.1〜3/2巻は2004-08-11、3巻は2004-09-29発行
ライル、ジョン・H Lyle, John H. 書評情報
[ − ]
ライル、D・P Lyle, D. P.
[ − ]
ライン、デイヴィッド Line, David 【ライオネル・デヴィッドソン Lionel Davidson】
[英 1922− ]
ライオネル・デヴィッドスンが児童ものを書くときの筆名。1965年から85年までに五作発表している。 [賞]
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ラインケン、パトリック Reinken, Patrick (A.) 書評情報
[ − ]
- 遺伝子封殺 Judgment Day (1996) 天野淑子訳 早川書房/NV文庫[2000-03-31]
ラインハート、メアリー・ロバーツ Rinehart, Mary Roberts (M・R・ラインハート/メアリ・ロバーツ・ラインハート/メリー・ラインハート/メイリイ・ラインハート/メリー・ラインハーツ) 書評情報
[米 1876−1958]
ペンシルヴァニア、ピッツヴァーグ生れ。看護婦養成学校で訓練を受け、医師と結婚。家計を助けるために書いた小説が好評で作家に。H. I. B. K. (もし知ってさえいたら) 派と言われる。代表作に『螺旋階段』(1908) 。この作品の舞台劇のノヴェライゼーション『バット』(1926)[春陽堂/1930]はアメリカン・コミック《バットマン》の原形のひとつとされる。『世界ミステリー百科』では「ハインハート」と表記。 【CA・CC・EM・TC・TM・EO・(MS)・OC・MM・娯殺・現歩・作作・探辞・推展・探百・代採・ミ百・海ミ・ミハ・(世文)】 [Best/賞/HMM/別宝/AN]
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- バット—蝙蝠 The Bat (1926) 松本泰訳 紅玉堂/???[1926]
- ジェニイ・ブライス事件 The Case of Jenny Brice (1913) 中野圭介訳 奎運社/《探偵文藝》[1926-01〜08]★長篇/雑誌掲載/連載
- ジェニイ・ブライス事件 The Case of Jenny Brice (1913) 松本恵子訳 春陽堂/A6判/探偵小説全集[1930-02-18]★#16/『バット』併録/オルツィー『隅の老人』と合本
- バット The Bat (1926) 松本恵子訳 春陽堂/A6判/探偵小説全集[1930-02-18]★#16/『ジェニイ・ブライス事件』併録/オルツィー『隅の老人』と合本
- 螺旋階段 The Circular Staircase (1908) 延原謙訳 早川書房/HPB[1955-02-28]
- ドアは語る The Door (1930) 村崎敏郎訳 早川書房/HPB[1961-07-15]
- おびえる女 Haunted Lady (1942) 妹尾韶夫訳/ヒルダ・アダムズ(ミス・ピンカートン) 岩谷書店/《別冊宝石》[1962-08]★長篇/雑誌掲載/世界探偵小説全集48
- 螺旋階段 The Circular Staircase (1908) 沢村灌訳 早川書房/HM文庫[1981-02-10]★再刊/改訳
- 帰ってこない女 The Wall (1938) 高橋由紀子訳 小学館/小学館文庫[2000-06-01]
- 黄色の間 The Yellow Room (1945) 阿部里美訳 早川書房/《HMM》[2001-05〜09]★長篇/雑誌掲載/連載
- 黄色の間 The Yellow Room (1945) 阿部里美訳 早川書房/HPB[2002-06-15]
- ジェニー・ブライス事件 The Case of Jennie Brice (1913) 鬼頭玲子訳 論創社/46判/論創海外ミステリ[2005-04-20]★再刊/戦前に抄訳あり
ラヴ、ウィリアム・F Love, William F.
[ 1932− ]
パラウ、ダグ Palau, Doug
[ − ]
ラヴァリィ、デイヴィッド Lavallee, David 書評情報
[ − ]
- 原潜919浮上せず Event 1000 (1971) 高橋泰邦訳 早川書房/46判[1975]
- 原潜919浮上せず Event 1000 (1971) 高橋泰邦訳 早川書房/NV文庫[2002-08-15]★再刊
ラヴィッシ、ゲアリ Lovisi, Gary (Anthony)
[ 1952− ]
1980年代からミステリを執筆。長篇もあるが、短篇が多い。 【CA】 [賞/HMM]
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ラヴェーラ、リディア Ravera, Lidia 書評情報
[ − ]
- 若草娘、バルセロナに現わる Bagna i Fiori e Aspettami (1986) 鈴木昭裕訳 東京書籍/46判/シリーズ新世代のイタリア文学[1993-09-09]★周辺書/長篇/オルコットの「若草物語」の四人姉妹のキャラクターを借用した現代イタリア小説
ラヴェット、サラ Lovett, Sarah 書評情報
[ 1953− ]
- 精神分析医シルヴィア Dangerous Attachments (1995) 相原真理子訳/精神分析医シルヴィア・ストレンジ 扶桑社/扶桑社ミステリー[2000-08-30]
- フクロウは死を運ぶ Acquired Motives (1996) 阿尾正子訳/精神分析医シルヴィア・ストレンジ 扶桑社/扶桑社ミステリー[2002-06-30]
ラヴクラフト、H・P Lovecraft, H(oward) P(hillips) (ラブクラフト/ラヴクラフト) 書評情報
[米 1890−1937]
ロードアイランド、プロヴィデンス生れ。《ウィアード・テールズ》などのパルプ・マガジン・ライターで、カルト的な人気を持つ怪奇作家。クトゥルー神話なる世界大系を創造し、多くの作家に影響を与えた。 【CA・(MS)・(OC)・探辞・推展・(探百)・海ミ・世文】 [HMM/別宝/AN]
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ラヴジョイ、ウィリアム・H Lovejoy, William H. 書評情報
[米 1942− ]
アリゾナ州生れ。大学の英語教授、学長を務める。経営コンサルタントだったこともある。ワイオミング州シャイアン在住。
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- アルファ・カット緊急発進 Alpha Kat (1992) 伏見威蕃訳 原書房/46判[1997-12-08]★周辺書/長篇
- ホワイト・アウト 極点のエアー・バトル White Night (1994) 伏見威蕃訳 原書房/46判[1998-12-18]
ラヴゼイ、ピーター Lovesey, Peter (Harmer) 【ピーター・リアー Peter Lear】 書評情報
[英 1936− ]
ロンドン郊外ウィットン生れ。レディング大学卒業後、英空軍に三年間勤務。以後、ハンマースミス大学で教鞭をとるかたわら、スポーツ関係のノンフィクションを発表。『死の競歩』(1970) から始まるクリッブ巡査部長シリーズは歴史ミステリに新しい頁を刻んだ。短篇も得意とする。ピーター・リアー名義でベストセラー『ゴールデン・ガール』(1977)[講談社]を出したことも。 【CA・CC・EM・TC・TM・EO・(MS)・(OC)・MM・MC・代採・ミ百・ミ本・海ミ・ミ作】 [Best/賞/EQ/HMM/AN]
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- 死の競歩 Wobble to Death (1970) 村社伸訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HPB[1973-05-31]
- 殺しはアブラカダブラ Abracadaver (1972) 風見潤訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HPB[1980-06-30]
- 探偵は絹のトランクスをはく The Detective Wore Silk Drawers (1971) 三田村裕訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HPB[1980-11-15]
- マダム・タッソーがお待ちかね Waxwork (1978) 真野明裕訳/クリッブ部長刑事 早川書房/46判[1983-04-30]
- 偽のデュー警部 The False Inspector Dew (1982) 中村保男訳 早川書房/HM文庫[1983-10-31]
- キーストン警官(コップ) Keystone (1983) 中村保男訳 早川書房/HM文庫[1985-05-31]
- マダム・タッソーがお待ちかね Waxwork (1978) 真野明裕訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HM文庫[1986-07-15]★再刊
- 苦い林檎酒 Rough Cider (1986) 山本やよい訳 早川書房/HM文庫[1987-09-30]
- 殿下と騎手 Bertie and the Tinman (1987) 山本やよい訳/皇太子アルバート・エドワード 早川書房/HM文庫[1989-01-31]
- 煙草屋の密室 Butchers And Other Stories of Crime (1985) 中村保男、他訳 早川書房/HM文庫[1990-02-15]★短篇集
- つなわたり On the Edge (1989) 山本やよい訳 早川書房/HM文庫[1990-04-15]
- 殿下と七つの死体 Bertie and the Seven Bodies (1990) 中村保男訳/皇太子アルバート・エドワード 早川書房/HM文庫[1991-03-15]
- 最後の刑事 The Last Detective (1991) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[1993-04-15]
- 殿下とパリの美女 Bertie and the Crime of Passion (1993) 中村保男訳/皇太子アルバート・エドワード 早川書房/HM文庫[1995-01-31]
- 単独捜査 Diamond Solitaire (1992) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[1995-05-31]
- バースへの帰還 The Summons (1995) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[1996-07-15]
- 最後の刑事 The Last Detective (1991) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/HM文庫[1996-11-15]★再刊
- 猟犬クラブ Bloodhounds (1996) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[1997-07-31]
- ミス・オイスター・ブラウンの犯罪 The Crime of Miss Oyster Brown and Other Stories (1994) 中村保男、他訳 早川書房/HM文庫[1998-08-31]★短篇集
- 帽子屋の休暇 Mad Hatter's Holiday (1973) 中村保男訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HM文庫[1998-10-15]
- 暗い迷宮 Upon a Dark Night (1997) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[1998-12-31]
- 単独捜査 Diamond Solitaire (1992) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/HM文庫[1999-08-15]★再刊
- 地下墓地 The Vault (1999) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[1999-12-15]
- バースへの帰還 The Summons (1995) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/HM文庫[2000-05-15]★再刊
- 服用量に注意のこと Do Not Exceed the Stated Dose (1998) 中村保男、他訳 早川書房/HM文庫[2000-08-31]★短篇集
- ダイナマイト・パーティへの招待 Invitation to a Dynamite Party (1974) 中村保男訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HM文庫[2000-12-15]★発行日11-15?
- 猟犬クラブ Bloodhounds (1996) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/HM文庫[2001-06-15]★再刊
- 死神の戯れ The Reaper (2000) 山本やよい訳 早川書房/HM文庫[2002-01-31]
- 降霊会の怪事件 A Case of Spirits (1975) 谷田貝常夫訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HM文庫[2002-06-15]
- 暗い迷宮 Upon a Dark Night (1997) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/HM文庫[2003-07-31]★再刊
- 最期の声 Diamond Dust (2002) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[2004-01-15]
- 絞首台までご一緒に Swing, Swing Together (1976) 三好一美訳/クリッブ部長刑事 早川書房/HM文庫[2004-10-31]
- 地下墓地 The Vault (1999) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/HM文庫[2004-12-31]★再刊
- 漂う殺人鬼 The House Sitter (2003) 山本やよい訳/ピーター・ダイヤモンド警視 早川書房/46判[2005-01-31]
ラヴゼイ、フィル Lovesey, Phil(ip Lear)
[英 1963− ]
ピーター・ラヴゼイの息子。EQMM1994年5月号にピーター名義で発表されたThe Contactが《ファースト・ストーリー》。1995年発表の「一挙両得」がMWA50周年記念短編コンテストの佳作に。その後、定期的にEQMMに作品を寄稿。1998年からは長篇も発表。 【MC】 [賞/EQ/HMM]
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ラウデン、デズモンド Lowden, Desmond (Scott) 書評情報
[英 1937− ]
元映画技術者で、のちテレビ脚本家に。『ひとりぼっちの目撃者』(1988)[HM文]でCWAシルヴァー・ダガー受賞。ほかに『バンダースナッチ作戦』(1969)[NV文]などが邦訳。 【CA・代採・(冒ス)】 [賞/AN]
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- バンダースナッチ作戦 Bandersnatch (1969) 向後英一訳 早川書房/NV文庫[1978-08-15]
- 破滅のプログラム Bellman and True (1975) 尾坂力訳 早川書房/46判[1979-03-31]
- サーキットに眠れ The Boondocks (1972) 河合裕訳 早川書房/46判[1981-07-31]
- ひとりぼっちの目撃者 The Shadow Run (1989) 真野明裕訳 早川書房/HM文庫[1992-05-31]
ラウリー、リチャード Lourie, Richard (Eliot) 書評情報
[ 1941− ]
- 偽の亡命詩人 First Loyalty (1985) 村松潔訳 文藝春秋/文春文庫[1987-02-10]
- 撫で肩の男—ロシアの殺人鬼を追って Hunting the Devil (1993) 染田屋茂訳 文藝春秋/46判[1993-12-15]★周辺書
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